仕事のやりがいと苦労
営業部
T.S
2006年入社
相模原事業所 パレットグループ
N.Y
2007年入社
現在の業務内容について
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物流機器、輸配送営業をしています。物流機器では木製パレットの販売をメインとし、輸配送ではSWCCの愛知工場で製造された太いケーブルが輸送されるのに先立ち、納入先にトレーラーが入場できるかなどの事前確認、現場調査を主に担当しています。
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私は、木製パレットを製造している橋本台作業所の現場担当として、工程管理、営業担当との連絡窓口、協力会社への製造依頼や納期や価格の交渉を担当しています。
管理側の業務を担当するようになってまだ1年くらいなのですが、元々は自分もネイルガンを持ってパレットの打ち立てをやっていたので、その時の経験をもとに各作業員の配置決めなども行っています。
あとは今でも作業員がちょっとした用で抜けたとき、製造の手が止まらないよう代打で作業に入ることもあります。 -
私は入社してからずっと営業担当なのですが、N.Yさんは相模原事業所の中で何度か異動されていますよね?
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はい。1年半ほどと短い期間ではあったのですが、輸送の部門に在籍していたことがありまして、SWCCの製品出荷にも携わっていました。とはいえそれ以外はほとんどパレット製造ですね。
ロジス・ワークスに入社した理由
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同じ大学の先輩がロジス・ワークスに入社していて研究室で求人の紹介を受けたのがきっかけでした。所属していた学科も森林資源科学科だったので、木製品を扱っているロジス・ワークスとは学んでいた分野でも繋がっている部分があるかもしれません。
N.Yさんは確か中途入社でしたよね? -
そうですね。私の場合は子供の頃から何かを作るのが好きで、当時パレット・ドラム製作で募集のあったロジス・ワークスに応募しました。今でも現場作業に入ったりするとワクワクします。中学生の頃からその部分は変わっていないかも。
仕事の魅力
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営業担当からパレットの図面が届いた際に、頭の中で工程を組み立てたり、現場の作業員とどうやったら仕様通り作れるのか相談したりするのがモノ作り好きとしてはやっぱり楽しいですね。
営業は大変そうなイメージがありますがどうですか? -
確かにお客様からの問い合わせに対し、モノを作ってもらう現場側、材料を供給してくれる業者側と取引条件や仕様を調整するのは大変ですが、お客様のニーズ通りの製品を納入できたときに感じる達成感や、お客様からありがとうと言われたときの嬉しさの方が大きいですね。N.Yさんをはじめ、現場の方によく協力して頂いているからという部分も大きいと思います。
仕事で苦労していること
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材料である木材の扱いには苦労しています。
特性上、カビやヤニの発生、経時変化、納入後の保管状況による変形など、木製品を扱ううえでは避けられないものなので……。ヤニには特に苦労していて、夏場になると特に発生するためお客様から問い合わせが入ることが多いですね。
その場合木材の特性について何度も丁寧に説明することで理解していただけるように努めています。場合によってはヤニやカビを除去する作業でお客様のところへ伺う事もあります。 -
現場にいたときは私もT.Sさんと同じく木材のヤニ、カビに苦労しました。カビの発生しやすい時期だと材料が入荷した時点でカビが生えていることもありまして……。お客様によっては薬剤の規制などでカビ取り剤を使えない場合もあるので、検品にはかなり気を使っていました。ヤニは夏場だと特に出てくるので、材料の入荷から製品を出荷するまで何度も状態を確認していました。
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管理側に移られてからだとどうですか?
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管理側になってからは、求められる納期に対して工場の製造能力や現在の状況をすり合わせて調整したり、どの外注先にどの仕事を振ろうかと考えたりするのが大変です。
あと橋本台作業所ではパレットの打ち立て作業は基本的に二人一組なので、作業者の組み合わせに悩むこともあります。力量がそれぞれ違うのでバランスをとらなきゃいけないし、作業員同士の相性も考えなくてはなりません。
やっぱりいろいろな人とやり取りして都合をつけるのは難しいと感じることが多いですね。それもあって、交渉やすり合わせをメイン業務にしている営業さんは大変そうだなと思いますがどうですか? -
N.Yさんのおっしゃる通り、交渉に苦労することも少なくないです。
特にお客様と納期の交渉をする場合、材料入荷日から考えて物理的に不可能な要望を頂く場合もあるので、お客様と工場の間に立ちつつ、現実的な落としどころを調整するのが大変ですね。
あとは取引ごとに仕様や値段、納期の優先度が違うので、それぞれに対応していく必要があります。まるっきり同じ仕事、というものが基本的には無いので、難しい部分ではあるのですが、仕事に飽きることが無いという魅力とも考えています。
今後の目標
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仕事の効率を上げることですね。早く帰れるようになりたいです。
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それは娘さんがいるから?
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そうですね。妻一人に負担をかけるわけにはいかないので早く帰って家事や育児に関わりたいです。最近は担当している案件にそれぞれ優先度をつけて取り組むようにしています。
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私も仕事の効率を上げて、早く帰って家族で過ごす時間を増やすのが目標ですね。
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あと仕事とは無関係なのですが、娘とキャンプをして過ごしたり将来は一緒にマラソンに挑戦したりしたいですね。
職場の雰囲気
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同僚や上司にも相談しやすいので非常に働きやすいです。困っている人には声をかけるということがよく行われています。
木製パレット以外にもどんどん販路を広げてもよいという方針で、自分で仕入先や得意先を開拓することができます。自分の気持ち次第で成長しやすい環境だと思います。 -
橋本台作業所も上司が現場に理解があるので現場の声を管理側や営業側に上げてくれるし、どんなことでもまずは話を聞いてくれます。困ったときに相談できる相手がいない、という状況が基本的には無いので、そこはこの会社のいい点だなと感じています。
お互いに言いたいことはありますか?
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お客様ありきの仕事なので、なるべく工場でもお客様の要望に合わせられるように努めています。…が、もう少し納期の交渉をがんばって欲しいですね。
あとは新規でパレット図面を作成するとき、解釈が営業側と現場側で食い違うことがあるので、コミュニケーションを密にとってほしいですね。 -
わかりました。交渉と作図頑張ります(笑)。
私は、仕事とは関係ないのですが、SWCCグループのサッカー好きの集まりに、N.Yさんを誘っても中々来てくれないんですよね……。サッカー経験者なので、来てくれると心強いのですが。 -
この間子供の通っているサッカーの練習に参加したら体がボロボロになりまして、もうそんなに動けないのを痛感したばかりなんです……(笑)。検討します。
入社を検討されている方へのメッセージをお願いします。
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根気強く物事に取り組める方がロジス・ワークスには向いているのではないかと思います。
お客様のことを知らないと商品のご提案ができませんし、お客様へ信用して頂くためには自分のことを知ってもらうことも重要です。そのため、何度もお客様とコミュニケーションを取ることが必要になってくるので、根気強さが活かされる場面は多いはずです。 -
私も同意見です。仕事だからその一時は嫌だと思うこともありますが、頑張っているところを見てくれている人はいるし、やるべきことをやれば成果がついてくる環境なので。根気強く取り組める方に来て欲しいですね。